「手応え」の話を、「検証」の話に変えた

海外のファンにアプリを届けたい。どこで何を言えば届くのかを、実際に出して確かめた。

LOOP 広告運用 → コミュニティ実地検証 → 集客設計
2つ 性質の違う場で実地検証
真逆 出し先で反応が分かれた
継続 支援は翌期も更新
海外マーケティングコミュニティVR広告運用
観測点 6 points
  1. 01 Overview / 全体像
  2. 02 Challenge / 何が問題だったか
  3. 03 Approach / どう動いたか
  4. 04 Results / 何が変わったか
  5. 05 Learning / この案件の学び
  6. 06 Related Services

Overview

デジタルマーケティング支援会社を通じて、VRアプリの海外展開を支援している。最初の依頼は広告運用。ただ、海外のファンにコンテンツを届けるうえで「どこで何を言えば届くのか」が分からないままでは、広告も勘頼みになる。実際にファンのいる場へ出して反応を取る検証を挟んだことで、施策の議論が変わった。

Challenge

何が問題だったか。

海外向けの発信は「日本語の告知を英訳して出す」で止まりがちで、それでは誰にどう受け取られているかが分からない。広告の配信データだけでは「なぜ響かないのか」まで降りられず、施策の評価が担当者の手応えベースになっていた。届けたい相手が実際に集まっている場所で、生の反応を取る必要があった。

Approach

どう動いたか。

01

広告運用を引き取る

最初の依頼だった広告運用から着手。配信データを整理するなかで、クリエイティブや配信面の調整だけでは答えが出ない問い=「そもそも誰に何を言えば刺さるのか」が残ることが見えてきた。

02

性質の違う2つの場を選ぶ

機材や技術に関心がある層が集まる場と、コンテンツそのもののファンが集まる場。性質の異なる2つのコミュニティを選び、同じサービスを両方に出して反応を比較する設計にした。

03

実際に出して、生の反応を取る

結果は真逆だった。片方では否定的な反応が中心、もう片方では会話が成立し、好意的な反応が積み上がった。同じサービスでも、出す場所と入り方で受け取られ方がまったく変わることが、実際の反応として記録に残った。

04

刺さる伝え方を特定する

機能やスペックの説明から入るのではなく、ファンが普段話している文脈に合わせて入る言い方が届く。反応の比較から「刺さる言い方とそうでない言い方」の分かれ目を言語化し、以後の発信の基準にした。

05

広告から、集客の設計全体へ

検証の進め方が評価され、支援範囲は広告運用から、自社サービスのLP・入稿物の設計、新規事業の集客の組み立てまで広がった。バナー1本の直しから事業の取り方まで、同じ検証の考え方で見ている。

Results

何が変わったか。

2つ 性質の違う場で実地検証
真逆 出し先で反応が分かれた
継続 支援は翌期も更新

出し先と入り方で成否が決まる、ということが実際の反応データで確認でき、海外向けの発信を「手応え」ではなく検証結果から決められるようになった。購入への直接貢献を主張できる段階ではないが、何を試して何をやめるかの判断が速くなり、支援は翌期も継続している。

Client Voice / お客様の言葉

VRのアプリを海外のファンに届けたかったのですが、どこで何を言えば届くのかが分からないままでした。実際にファンが集まる場へ出して反応を取ってもらったら、刺さる言い方とそうでない言い方がはっきり分かれて。手応えの話が、検証の話になりました。
— VRアプリの海外配信を手がける支援会社/代表

Learning

海外向けは「翻訳して出す」で止まりがち。同じものでも、どの場に、どの文脈で出すかで反応は真逆になる。小さく出して確かめる工程を一つ挟むだけで、その後の打ち手の精度が全部変わる。

Related Services

このプロジェクトで使ったスキル・サービス

Summary / この実績の要点

このページは、A-QUA(山村裕大)が支援したVRアプリ / 海外ファン獲得の実績です。 課題:VRアプリを海外のファンに届けたいが、どこで・何を・どう言えば届くのかが分からず、施策の良し悪しが「手応え」でしか語れなかった。 進め方:性質の異なる2つのコミュニティへ同じサービスを実際に出し、反応を取って比較 → 刺さる伝え方を特定 → 広告からLP・新規事業の集客設計へ支援を拡大。 結果:出し先と入り方で成否が決まると定量で判明。以後の発信は検証結果から決められるようになり、契約は翌期も継続。 使ったスキルは広告運用、データ分析・レポーティング、ディレクション / 越境EC・海外展開。 クライアント(VRアプリの海外配信を手がける支援会社/代表)からは「VRのアプリを海外のファンに届けたかったのですが、どこで何を言えば届くのかが分からないままでした。実際にファンが集まる場へ出して反応を取ってもらったら、刺さる言い方とそうでない言い方がはっきり分かれて。手応えの話が、検証の話になりました。」というコメントを確認のうえ掲載しています。

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